さっぽろ創世スクエアが完成し「札幌時計台」のがっかり度合いがひどくなったという話が出ているが、実はそうでもないという話も出ている。
そもそもこのビルができる前からそれまでの町の開発に伴って「これが話に聞いてた時計台？」という感覚が前からあり今更感が強いから。そもそも言われないとあまり気にしない建物外観であり意識していないとそのまま通り過ぎてしまってもおかしくないものなんだよね（実際気づかなかったという声もそれなりにある）。
なんというかこれは「歴史的な建造物」のカテゴリにあてはまるものなんだよね（中に入ってみると歴史的な背景がわかるようなものがある。）。
そして、この札幌時計台は「北海道の開発の歴史」を感じさせる建物であり、「開発を否定する建物ではない」というところが興味深いという意味で面白い。すべてを「外観」だけで片付けてしまうのはもったいない。
あと、守礼門がっかりについてだが、「守礼門はがっかりと言っている人はどこにいるの？」というくらいである。
自分も同行者らの評価も良かった。赤（や金）で彩られている綺麗な門である。実際、がっかりという話は会った人から聞いたこともない。