YOU GET YOU

EXCEL2010品質向上プログラムKB4461627を更新後に不具合。一時しのぎの対応も(2019年1月3日)

2019年1月3日に配信されたEXCEL2010品質向上プログラムKB4461627を更新後に不具合が起きています。

EXCEL2010を使っている人はご注意。
この更新をするとEXCEL2010を開いたらすぐ閉じたり、ファイルが開けなくなったりすることがあります。

新規ファイル(まったくの空白)だけで開いた場合はEXCELは開くことができますが、なにか数字(とその他一部)以外を打ち込んだりするとEXCELが閉じてしまう模様(たぶんクラッシュ)。

<試してみたところ>
自分の場合はクラッシュしました。入力されているデータ自体は残っていますが、開いた瞬間に閉じたり文字を打ち込んだりすると自動的にEXCELが閉じてしまう。

<とりあえず開くだけであるができる(一時しのぎ)>
ファイル → オプション → 数式 → エラーチェックツールの2桁の年が含まれるセルのチェックを外す。
これをするととりあえずEXCELのファイルを開くことはできた。
しかしセルに文字を入力するとるとEXCELが終了されてしまう。数字だけだと終了されない模様。

<そもそも開けない場合>
とりあえずEXCELをデータが入っているものからではなく新規ファイルから始まる状態から(プログラムから)開き、それからチェックを外す。それからデータを開いてみると開けることもある。

それで無理なら
クラッシュして保存されたものを開くようになったときに、文字を入力する前にファイル → オプション → 数式 と進み、そこの「エラーチェックツール」の2桁の年が含まれるセルのチェックを外す。それで開くことはできるが文字を入力するとEXCELが終了する。コピーは可能な様子。

<とりあえずアンインストール推奨>
更新プログラムKB4461627を入れてしまった場合はこの更新プログラムをとりあえずアンインストールしてしまいましょう(EXCEL本体ではなくこの更新プログラムだけ削除でいいと思われる)。
Windows10の場合、左下の検索から「コントロールパネル」と入力して選択→プログラム「プログラムのアンインストール」→「インストールされた更新プログラムを表示」→KB4461627の更新ファイルを探して削除(2019年1月3日以降になってると思われる。もしかすると2019年1月2日になってる人もいるかも)。

その後、その更新プログラムをインストールしないように設定すればよい。
わかりにくければ、左下のスタートメニューからいける「設定」→「更新とセキュリティ」→「詳細オプション」→一番上の「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムを入手します」をオフ。
これで他のMicrosoft製品の更新プログラムが同時に入手されなくなるがとりあえずインストールは止まるはず。

更新プログラムKB4461627をアンインストールしてしまえば前の通り文字を入力しても終了されず使えるようになっています。

あとは、Microsoftの対応待ち。
(2019年1月4日8時30分時点)

追記
2019年1月9日19時30分時点で「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムを入手します」をオンにしてインストールしてみたところ、EXCELを開くこともでき強制終了もされなくなっていました。

モバイルバージョンを終了