「子どもは静かに溺れます」というのが出てます。
なるほど重要な啓発ですよね。
これって溺れるかしてみればわかるんですけど
例えば川や流水の場合・・・。
首から上がでているまま流されるケースと
足を滑らせたりして首が水につかっちゃうケースがあるんですよね。
首or肩から上が出ている場合はまだ声がだせることもあるんです。ただややもすると水に浸かっちゃうので声が出しづらくor出せなくなります。浮き輪とかあるともう少し持ちこたえられますが、声を出さないといけないとわからない子の場合はそのまま流されていきます。口orあごまで水が来ている場合はパニックになっていて声を出すことも忘れるでしょう。人によってはそれ以前にパニックになったりもします。ちなみに首から上が出ている程度だと水が口に入ってしまい声が出せなかったりもします。
一方、足を滑らせたりして首が水につかっちゃうケースの場合
足を滑らせた時の声が出るかどうかってところで、あとは首から上が水に浸かってしまうので声は出せません。手が水上に出たりすることもありますが、体が深く使ってたり深さがあるところだと手を伸ばしても出てないこともあります。そのまま流されていくかはケースバイケース。必ず流されていくとは限らないんですよね；；；必死で何かをつかんでたりもします。抱きつかれる側はそれはそれでかなり怖い（＾＾；；；
よくある一定位置で手をばたばたさせているケースは、水が流れていないorあまり流れていないかつ実は水の深さが浅く肩から上が出て足などがつく場合やまだギリギリ泳げている場合が例としてあります（他にもあるので例とする）。この場合は助けを呼べるかもしれませんが呼べないかもしれません。口に水が入ったり必死になると声を出すことができなくなることもあるからです（例なので他にも理由がある）。
まーぶっちゃけ、よくあるイラストなどのように首から上が出ていて溺れている状態で声を出し手を空気中でばたばたさせるというのはおかしいわけで・・・。普通は手は水をかくんですよね。空気中で手を振っても空気をかいてみても助かりませんから。もしくは何かをつかもうとするんですよ。
あと、体が垂直になるかはケースバイケースです。
強めの水流で流されてみればわかります。首から上が水中に入るまで20秒どころか数秒も持ちません。足を滑らせて一気に首から上が水に浸かっちゃって流され始めれば水流がそこらのゆるめの流れの川程度でも一瞬なんですよね。20秒も肩から上が出てればさすがに声を出せる人もいます。非常に重要なので注意してください。
プールとかならありえなくもないかもしれませんが、溺れるのは一瞬～数秒と思っておくといいでしょう。20秒なんて余裕があるほうです。（なぜ20秒が例なのかって？有名な掲示板に書いてあったからです。誤解を生じるので消してほしいですよね）。
あと、上にも書いたけど首から上がでていれば絶対声が出せると思っていると間違いです。
水も自分も動いているので口にも水が入ってくるんです。
そうそう声なんかだせなくなるんですよね。あとパニックになっているでしょうし。
あとねー、体力なかったりしている人だと溺れるまでのスピードははやいですよ。手をばたばたさせることもまぁないでしょう。熱中症とかでどっかやられている場合もはやい。同じく浮き輪をつかめない状態や未熟な赤ちゃんに近い子供だと声もない。プールとか川とか海とか関係ないです。
水深なんて体が横になってたり体を曲げてれば関係ありません（＾＾；；
あくまで立ってれば水がどの位置に来るよって程度の目安（とでも思っておくといいです）。
あとねー体力なかったりするとぐったりして肩の一部は水から上でも顔を水につけたまま溺れたりします。首から上が空気中に出てないと呼吸もへったくれもないです。体調的に問題のある場合は水に入らない方がいいでしょう。
あと、これは子供だけに限りませんので注意。20秒なんて余裕はないですよ。